就職希望者の皆さんへ「一色ではない大人(保育士)たちを紹介します」

2023/09/28 2:38 pm

就職希望者の皆さんへ

一色ではない仲間たちを紹介します

それぞれの持ち味が、和光の豊かさになるように、みんなで、補い合って、支え合って、影響し合いながら過ごしています。

「和光の職員とはこうあるべき」なんて、一色(ひといろ)の人格は求めていません。

そんな仲間たちの色々をご紹介します。

①子どもたちからのあだ名や呼び名

②和光に就職したわけ・きっかけ

③私らしさが、和光の豊かさになっているのではないか?と思うこと。

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①ななこ なここ
②学生時代の実習で和光に出会い、子どもたちができることってこんなにあるんだ!もっと子どもたちのことを知りたい!と思ったからです。とっても美味しいお昼ご飯も、魅力の1つでした😋

③今日はどんなことをして遊ぼうかな〜と考える日々。考えたり悩んだりする私がいること、そして、考え悩む間があることも和光らしいところです。私の提案が子どもたちにヒットする時もしない時もあります。でも、子どもたちの〝楽しい!〟にのっちゃった方が、楽しいんですよね!そんなに悩まずに、楽しそうなことをしよう!と気楽に考えさせてくれるのは、子どもたちのお陰です♪

次から次へと吊されていく傘、意図というよりも、感染していくような楽しさ・・・

 

 

①みやこ・みやこさん

②和光の「子どもも大人も育ち合う」という理念に、懐の深さを感じました。保育者として、しっかり働いていけるか不安だった自分も、ここでなら受け入れてもらえるんじゃないかと思ったからです。後は、自然豊かな環境!ダイナミックに繰り広げられる遊び!心が安らぎ開放的になれる、こんな保育園に自分も通いたかったなぁという羨ましさも感じました。

③小難しく考えることは苦手だけれど、「これは楽しそう!」「なんとかなる!」と思えて行動できるところ。見切り発進、行き当たりばったりで失敗することもあるけれど、子どもたちと、あ~だこうだ言いながら考えたり、「まぁこういうこともあるよね」と思う経験に繋がっているのかな~と思います。(多分、形式ばった保育は出来ないだろうという私らしさ・・・)

キュウリの豊作を願い、子どもたちとカッパ踊り♪

 

 

 

①かめちゃん、かめさん
②学生の時に、わこう村大バザールに参加してみたり、卒論の調査で保育を見学させてもらった時に、素敵だなって思いました。なにより、その時に、ヒデさん(当時副園長)と話す機会があった時に、この人と一緒に保育をしてみたいなと思いました。
③写真は大雨の中のプール。ちょっとなぁと思ってしまうかもしれないけど、大雨だからこその楽しさもあるんですよね〜。そういうことを全力で楽しめる。時には子ども以上にはしゃいでいるかも!?

 

フレーフレーアーメ!予期せぬシュチエーションに、ついテンションが上がっちゃう・・・

 

 

 

①あかね、あかねちゃん

②学生時代の実習の時、子どもたちが自由に遊んでいるところが素敵だなと思ったこと、そして、和光の大人達と一緒に働いてみたいなと思ったからです。

③たべることがすき!たべられるものを子どもたちと一緒にさがして、一緒に楽しめる!たけのこも掘りたくなっちゃう!野山が私たちを呼んでいます!

春になると土を割って出てくるタケノコたち。土の匂いを感じながら・・・

 

 

 

①ふたばちゃん、ふたば
②学生時代に経験した実習では、大人の計画が大事とされていましたが、自分の中では、もっと子どもが自分で選んで、遊んだり生活が出来た方が楽しいのでは?と思っていました。そんな保育園があったらいいのにな~と、探していたところ、短大の先生に、和光保育園の見学に誘ってもらいました。すると、子どもたちが自分で選んで遊んでいるし、大人たちも楽しそうに生活をしています。その時に、こんな保育園で一緒に働いてみたい!と思いました。
③乳児担当なので、未だ言葉では表現できない子どもたちの気持ちを、分かってあげられないことに、難しさも感じ悩むことも多い毎日です。でも、一緒に遊んでいるなかで、笑ってくれたり、これはイヤっと体で主張してくれたり。ちょっと通じ合えたかも!気持ちが分かったかもと、小さな出来事一つ一つに、私が自信をもらっているようにも感じます。

水遊び中に、突然の大雨が。なんだかすごい、こわい、でも・・・、共に空を見上げて・・・

 

 

 

①ゆり、ゆりちゃん
②学生時代、他園での実習で、自分の思い描く保育士像とのギャップを感じ、志折れそうになっていた頃、和光に実習でお世話になりました。子どもたちの発見や、「これなに?」に一緒になって楽しんでいる先輩たちを見て、ここでならば保育士として働いてみたい!と思えたのです。
③写真は春になると和光の子ども達が沢山見つけてくるミミズです。豊富にいる生き物たちとの関りも和光の魅力の一つですが・・・、実は、このミミズが私は大の苦手(7年目の今もです)😭そんな苦手を子どもたちは理解してくれていて「大人にも苦手あるんだね~」と、子どもはなんだか誇らしげです(笑)

ミミズ・ダンゴムシ・ワラジムシ、子どもたちの収集欲に応えてくれるありがたい存在です・・・

 

違いが私たちの宝

現在、20代~60代の保育者(事務や台所もみんなが保育者と考えています)が、各世代バランスよく、一緒に暮らしていることが、私たちの宝だと考えています。

一人ひとりの、経験の違い、世代(年齢)の違い、得意不得意の違い、人格の違いが、和光にとって宝なのです。

子どもは、多様な人格に囲まれる中で、憧れたり、触発されたり、時に、こんな人にはなりたくないとか、心地よさだけでなく心地悪さも含め、色々と経験をしながら、自ら選びとって育っていくものと考えています。

つまり、自ら育っていく力を信じ、任せたいのだけど、ちょっと極端な言い方をすれば、何もない無機質で平板な環境に放っているだけでは、何の意欲も湧いてきません。画一的な環境では、一人ひとりの個性が豊かに育っていくはずがありません。

ですから、子どもの育ちにとって、重要な環境の一部分である私たち保育者が、個性豊かにいることが、とても大事なのだと考えています。

時に、経験の浅い保育者が、まごまごと子どもを居場所として頼っていることも、もしかすると、子どもにとって「今は甘えていたい」という気持ちの居場所になることもあるでしょう。

時に、経験豊かな保育者に、ただただ見守ってもらっている眼差しが、子どもたちにとっては、自分の気持ちをすっかり包み込んでもらって、励ましてもらえているように感じることもあるでしょう。

時に、何でだろうも、発見も、共に驚き、喜び合える保育者に、ワクワクドキドキが益々膨らんでいくこともあるでしょう。

言うなれば、子どもたちが自らを育てていく為の、腐葉土のような環境を創りたい!腐葉土の中の、栄養の一つ一つが、私たち保育者の個性や、豊かな繋がりなのだと思います。

和光を就職希望の方たちの中には、早く一人前の保育者にならねば!と思っている方もいるかもしれません。しかし、私たちにとっては、新任のたどたどしさも、新鮮な人格として必要な宝物なのです。だから、急いで、一人前になることを求めません。あなたらしさが、和光の多様性の一部分として必要なのです。

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投稿者:wakoh-mura